2005年1月〜 2004年7月〜 2004年1月〜6月 2003年以前  

 

資料・報告書

台湾視察報告(PDF/2.52MB)    
     
 
◆石油事情 ― 要因は色々 Diet(ダイエット)News 420号
2004.6.18
原油価格の上昇と要因と影響など幾度となく勉強していますと、色々なことが見えてきます。例えば、米国内で合理化・効率化の中、石油精製設備や在庫がなくなり、それにガソリンの環境基準は州ごとに州政府によって違うことが価格を押し上げていること。今や原油は投機の対象としてヘッジ・ファンドなどによってNY商品市場がOPECでなく価格を決定していること。そして、第三次石油ショックかと言われながらも前回より倍の円高で円の強さが原油価格を弾力化している等々。世界経済というものが見えてきます。
 
◆国会終了 ― 久しぶりの150日間 Diet(ダイエット)News 420号
2004.6.18
衆議院にカムバックして初めての通常国会が150日間の会期を終えました。平成16年度予算の審議から始まり最大テーマの年金法改正をはじめ道路公団民営化法と120本にものぼる法案審議がおこなわれました。審議拒否、乱闘、牛歩とあらゆることがあった国会でした。ほとんどを経済産業委員会理事として民主党の経済産業部会長として中小企業、エネルギー、知的財産と朝8時からの勉強会、法案審査、時には優しく、時には恐面で臨んで参りました。とりわけ最後の30日余りは民主党副幹事長として党務と参議院選挙対応まで入ってきたので、正直少し疲れました。しかし、充実をし、3回生を実感した150日でした。  
 
◆国会終盤 ― 投票日は三連休 Diet(ダイエット)News 417号
2004.5.28
年金法をめぐる参議院審議は荒れもようです。厚生年金の勤務実態なしを首相自ら認め、より混迷を深めながらも来週3日(木)の委員会採決を自民党は目指しています。その時には、参議院は混乱して会期延長なしが一週間程度の延長になるかもしれません。そうなると参議院選投票日は夏休み最初の休みでしかも三連休の真ん中の日曜日7月18日になる可能性が大になります。内閣支持率が高くとも選挙には厳しく臨む自民党青木参院幹事長のシナリオと言われてますが、目的は低投票率です。三年前とやり方は変っていません。国民一人一人が動けば日本が動くということを実は自民党がよく認識し、こわがっているのです。
 
◆民主党 ― 辞任と新代表選出 Diet(ダイエット)News 415号
2004.5.14
「口は災いの元」菅代表辞任の一連の状況は自分自身も考えさせられました。そして、往生際という言葉も出処進退というものも我が身に置き換えて考えました。しかし、野党とはいえ、政党党首としての権限を失うことは想像以上であり、その身にならないとわからないものかもしれません。一方、新代表選出は小沢代表代行をまずは軸に動いていますが、例えば177人の衆議院議員中旧自由を除いて、新進党で最後まで一緒である意味苦労した議員は数える程です。自由闊達とも言われる当選1、2回生にいわゆる小沢的手法は通用するのか。場合によれば、いつか来た道になるのではとも考えられもします。さすがに、小沢側近もその辺はたいへん気にして慎重です。年齢的にもラストチャンスなのだそうです。
 
◆米中関係 ― 法治国家 Diet(ダイエット)News 414号
2004.5.7
米国労組の通商法301条での中国の提訴は大統領選挙の年とはいえそれを退ける判断が米国政府によってなされました。民主党支持の労組の訴を受け入れるより対中貿易で利益を得ている中小企業の支持を得る方が大統領選挙にはプラスになると考えられたようです。それには鉄鋼輸入の緊急制限によって結果として自動車産業等の需要家の支持を失って選挙対策上マイナスになったという教訓もあります。しかし、それよりも米国は法治国家、法律の国です。対日貿易摩擦と違うのは、中国が1930年関税法によって「非市場経済国」と認定していることです。そのことにより中国産品の対米輸出価格等の算定基準が米国と異なり、アンチダンピングで中国産品が訴えられるケースが多いのです。中国としてはなんとか「市場経済国」と認定してもらいたい。そのためには強硬でない米国からの要求はのんでいくという現実があります。通商国家アメリカのすごさです。
 
◆タクシー ―  価格とサービス Diet(ダイエット)News 413号
2004.4.30
 大阪と東京の規制緩和されたあとのタクシー業界が非常に興味深いです。大阪では、まず価格です。今や30とも40とも言われるタクシー料金が設定され、まさにお客さんの「自己責任」で状況(遠いのか近いのかあわてているのか)と頭の電卓で計算してタクシーを見て手を上げます。一方、比較的実車率の高い東京はサービスと囲い込みです。まず車の車種とグレードをどんどん上げていっています。次にその高いグレードの車(シーマやマジェスター)をすぐに配車できるシステムをカードとともに発行して囲い込んでいっています。その地域の経済状況とその地の人の気質にあった事業展開という部分で規制緩和のその後は興味深いですが、そこに働いている人の生活ということもそろそろ考えていかねばならないと思います。
 
◆年金法自体 ― 負担と制度 Diet(ダイエット)News 413号
2004.4.30
菅代表の国民年金未納は本当に困りものです。わかっていれば自民党にさきがけて公表・陳謝再発防止を発表すべきでした。政権を目指す政党のリーダーとしての危機管理をNHK海外ドラマのホワイト・ハウスでも見て学ぶ必要があります。しかし、そんな未納になる複雑な制度でもあることも確かです。それが年金の問題であり、改正法の最大の問題は負担が給与明細書を受け取る人たちに一番大きいということです。そして、採決によって参議院選挙という国政選挙で年金という政策選択ができなくなりました。だからこそ、一回一回の国政選挙には足を運ばねばバカを見るのです。
 
◆BRICs―次の発展国 Diet(ダイエット)News 412号
2004.4.23
ブラジル・ロシア・インド・中国の頭文字を取ってBRICsが次の世界経済を引っ張ると言われています。各々、人口、資源、英語圏と今までの開発独裁国とは違った経済発展がなされていくのではないかと言われています。しかし各国とも人口も多くひとたび成長過程に入ると今の中国のように世界中から資源原料、食料の「輸入国」となりコストを世界中で押し上げる要因ともなります。一方では、各国が豊かになると生産国からマーケットとしての消費国ともなります。今、エネルギー(石油、ガス、電力)を個別にお呼びしマンツーマンで勉強していますが、この発展にエネルギーが賄いきれるのか、資源は限りがあるのか、限りなくあるのか。人間と同じで無限の能力があることを祈りたいです。
 
◆日米関係とイラク ―  嫌いになるのか Diet(ダイエット)News 411号
2004.4.16
米国民の3割ですら反対しているイラク派兵です。今回の人質事件だけで終ればまだしも今後イラク情勢が悪化した場合、ブッシュ批判がおこりそのブッシュ政権に全面肩入れした小泉首相批判が吹き出す可能性はあります。また、ベトナム忌避のブッシュ・チェイニーコンビに対して民主党正副大統領候補がともにベトナム帰還兵にでもなれば一気に世論は変わるとも言われています。そのような状況が続くとブッシュのアメリカが嫌いから「アメリカが嫌い」という米国の国自体への信頼感喪失が心配されています。日米関係のためにしたことがかえってその関係を危うくすることに、ホワイトハウスはどう見ているか聞いてみたいです。なお、円高を支えるドル買い円売りのそのドルがイラク戦費をまかなう米国債購入になり、湾岸戦争とは違う形で戦費負担をしているとも言われています。
 
◆政府予算―変わらない Diet(ダイエット)News 409号
2004.4.2
いつもと変わらない政府予算が国会を通過しました。大阪市民からの国税約3兆6千億円の大阪市への返還は約10%の4千億円も変らずでした。もう一つ明らかなのは、農業従事者の税金は500億円で農業予算は3兆円、中小企業従事者の税金は4兆円で中小企業予算は2,000億円と相も変わらずの予算配分でした。もっと知ってもらう努力をしなければいけませんし、知っていただかないとまじめに下向いて働く者がバカを見ることになります。
 
◆道路公団―45年先 Diet(ダイエット)News 409号
2004.4.2
民営化法案も今週の衆院本会議で政府案の趣旨説明、質疑がなされ審議が始まりました。民主党は、そもそも道路は税金で整備されるべきものが戦後の貧しい時のスキーム(道路公団方式)がそのまま残っているということで道路基本法という対案を作成します。これもバラマキのイメージになる高速道路無料化法という名称をやめました。政府案は40兆円の高速道路建設の負債を民営化にして45年先に返済を終えるというものです。しかし、1972年には30年後には高速道路は無料開放すると決定がなされていました。45年先は一体この法案に賛否する議員のだれが生きているでしょうか。未来への責任は大切ですが、これなら未来へのツケ回しです。一方、不採算と言われる路線は新直轄方式という方法で税金で整備がなされます。負担するのは都市・都会の市民と企業です。
 
◆「踏み台」―官僚出身者 Diet(ダイエット)News 408号
2004.3.26
若手が多くなった民主党議員の中でも官僚出身者などと朝のバスや国対などで一緒になって話をしていると言葉の端々に考えというか本音が聞こえます。東大大蔵省出身の二期生は大蔵省にしても民主党にしても「踏み台」だと言います。それは「理想」に向けての踏み台なのか、「国益」のための踏み台なのか。ニュアンス的には己のための「踏み台」にしか聞こえてきません。これは何も民主党議員だけではなく、霞が関全体とその出身者をおおっているようにも思えます。かえってこのごろ民間企業の部長クラスの方々の口から「お国」「国益」という言葉が出てきます。グローバル化の最前線こそ「国」があり、見えてくるのかもしれません。
 
◆重要法案―ベタなぎ国会と言われ Diet(ダイエット)News 408号
2004.3.26
審議拒否はしないという崇高な理念のもとの民主党の国会対策は理屈はよくわかるのですが、それで国民が国会を注視するのかということです。年金、有事法制、道路公団民営化等々重要法案が参院の来年予算案成立を受けて審議がなされようとしています。このままなら与党のペースで物わかりというよりバカにされた野党で終ってしまいそうです。また、民主党年金改革議論でも学者の論文のように整合性や論理ばかりが目立ち、夏の参院選に向けて国民・有権者にわかり易い訴えやすいものになっていないのが現実です。「頭がいい」ということと「賢い」ということは別物だと思います。いわゆる「頭のいい」人の集まりに民主党がなっていくのなら変えねばなりません。
 
◆米大統領選挙一背の高さ Diet(ダイエット)News 407号
2004.3.19
支持率や人気、資金量、経済状況など色々言われますが、米国大統領選挙の勝者の確率の高さの一つに背の高さがあります。ブッシュ(父)デュカキス、古くは、ケネディ・ニクソンと背の高い方が勝利をしています。もちろんTV討論では段を入れて高さを同じにしますが、登場してまず握手する段階のその背の高さは歴然とします。そうしますと、今回は民主党ケリー候補の方が背が高いですから勝利の可能性は高いと言えるかもしれません。理念・政策よりも「見栄え」なのかもしれません。映像の時代になればなる程なのでしょう。
 
◆アメリカの議員一やはり・・・ Diet(ダイエット)News 406号
2004.3.12
 日系4世の米国人女性が政治に興味があり、事務所に来ました。一日永田町で過していただきました。歩きながら若い代議士のことを「いくつ」と聞き「28才、お父さんが県知事」と答えました。彼女は「アメリカと一緒ね」と言いました。彼女によると米国も2世3世が政治家になり易く彼女のように腕一つは頑張ってなれても30台後半から40台前半とのこと。そうすると今の日本の国会議員はアメリカより若さ、世代交代が進んでいます。しかしながら、洋の東西を問わず議員とは子供にもさせたくなる程いいものなのですね
 
◆秘書改革―土俵を大きく Diet(ダイエット)News 406号
2004.3.12
3月に親族の取り扱い、6月には抜本といわれている国会議員の秘書改革です。配偶者を秘書にしないとなると一番影響されるのが財政状況厳しい中、夫人を秘書にしてしのいでいる民主党の多くの議員です。そこで禁止を3親等内として自分の息子を秘書にしている自民党議員にも一撃あたえるため両院協議会で民主党は3親等内禁止の方針を決めました。党内のうるさ型としてこの決定には十分関与したと言っても過言ではありません。ただ、国家資格である政策秘書までこの親族規定にするのはいかがかと考えます。
 
◆環境税―年金の財源?! Diet(ダイエット)News 405号
2004.3.5
地球温暖化対策税であり欧州ではエネルギー源ごとの税金の名前が付くのに何故か日本では耳当りのよい環境税と呼ばれています。しかし、ドイツ、イギリスなどCO2を容易に減らせる国では第二の法人税の扱いとして、社会保険料を下げる見返りとしてこの税が扱われています。イメージだけで安易に税金を取り入れるべきではありません。必ず日本の産業にも禍根を残します。
 

 

◆アナン国連事務総長―派遣と負担 Diet(ダイエット)News NO.404                        04.2.27
国会で初の国連事務総長の演説ですが、よく聞きますと日本の状況(平和憲法)や安保理常任理事国への希望や敵国条項のこともよく理解している。よくわかっているから今までと変わらずに第2位の分担金はしっかりお願いします。国連の到らぬ所は、改革委員会に緒方貞子さんも入ってもらっていますから。そして、日本国政府にはイラクの自衛隊派遣への最大級の賛辞を述べていました。聞きながら冷徹な国連外交とその外交官のあるべき姿をそこに感じました。そのしたたかさは学ばねばなりませんし、いつまでも世界のCD(現金支払機)であってはなりません。
 
◆各委員会―生活と法案 Diet(ダイエット)News 403号
2004.2.20
予算委員会審議の合い間で国会の各委員会が開会されています。各大臣の所信を受け来週には一般質疑がおこなわれます。経産部門の総括として会議に出ていますが、150本にものぼる法案一つ一つが実に生活に密着しています。例えば、クリーニング店の取次店にも個人経営のクリーニング店開店と同じように届出や講習を課す法案があります。先細りする業界組合員を取り次ぎ店まで囲い込み、役所の天下り先がおこなう講習を受けさせることにもなります。法案の作成改正には必ず秘めた理由があります。経済産業の部門会議の初当選議員にはそのことを説明しています。まさに手取り足取りです。これからの質疑等が楽しみです。
 
◆米大統領選挙―ケチャップが決める Diet(ダイエット)News 402号
2004.2.19
ケリー上院議員の急上昇で混沌としてきたのが民主党の米国大統領選挙です。経歴、信条等色々ありますが一番大きな要因はケリー氏の資金力です。これは献金や助成金によらず自前でしています。この力を出しているのが夫人です。この夫人は間違えなければヘリコプター事故で亡くなった故ハインツ上院議員の未亡人で、ハインツ氏は生前いつかは大統領にもと言われた人物です。そしてそのハインツ氏は全米No.1、アメリカのレストラン、家庭には必ずあるケチャップのハインツ社のオーナ―でした。その夫人は未亡人としてその膨大な資産を相続し、それが再婚相手のケリー氏の選挙資金となっています。ブッシュ大統領は父の果たせなかった再選にすべてを掛け、ケリー氏はハインツ氏が成しえなかった大統領への道に乗ろうとしています。情念ですね。
 
◆イラク派遣承認−リーダーというもの Diet(ダイエット)News 401号
2004.2.5
土壇場の与野党国対委員長会会談で正常な形にして衆議院で与党多数で承認されるというのが先週金曜日のイラクへの自衛隊派遣の国会承認で多く考えられていたと言われていることです。安全保障と外交は水際までと古来より言われています。しかし、残念なことに野党首脳がそれを引っくり返して野党議場に入らずの採決になりました。幾重にも囲まれると見えなくなるのが民意とも言われています。不参加によって支持が上ると思ったようです。一方、与党首脳も行け行けドンドンとした結果の野党審議拒否により、参院選を控えての窮屈な国会日程では、予想した以上の野党への譲歩なくして正常化あり得ずとなりました。結果を見ると一党を率いるリーダーというものを考えさせられます。
 
◆松下政経塾−出身議員 Diet(ダイエット)News 400号
2004.1.9
お正月塾出身者の議員の状況を数えてみました。昨年の衆院総選挙には40人立候補し、26人当選(民主19人自民7人)し、参院2人(民・自1人ずつ)、首長5人(知事1人市区長4人)、県議14人、市区町議11人でした。昭和60年4月に6期生として入塾する年はバブルのはしりで石油ショック後最高の求職でした。しかも、政経塾は鳴り物入りで入塾した1期生が卒塾の年で、県議が一人でした。マスコミ報道は惨たんたるものでした。およそ20年たってよくここまで来たものだと思うと同時にある意味創業という時代にバクチを打った者として色々考えることはあります。信用を作ることの難しさとそれはアッという間になくなるものであるということを再認識した議員数です。
 
◆国債−誰が保有しているのか Diet(ダイエット)News 399号
2003.12.26
日本の国債は日本国内で消化されています。とりわけ郵貯、簡保、年金基金はダントツの保有です。同じ国民の借金と貯金なら、おこり得ませんが「これでチャラ」と言えば終りになります。しかし、米国債は違います。米国にとってその保有No.1は日本です。そのこと(つまり日本は米国に一番お金を貸しています)で米国に物を言わせない。米国債を売らせないのが日本に対する政策の一つです。一方、このごろ米国の中国に対する姿勢が少し違ってきました。例えば北朝鮮をめぐっても今春にも攻撃かとも思われたものに変化がでてきています。もちろん、大統領選挙に向けて中国元のドルに対する切り上げ圧力は担当です。米国の景気には輸出が必要であり、そのためのドル安と教科書どおりの中で、日本はそのあおりの円高ですし保有の米国債のドル建ても目減りになっていますが、どうも仕方なくついていっている状況です。なぜ中国は、と調べてみますと今や米国債の保有No.2になっていました。外交の国、中国はどうもそこを上手く使っていると考えられます。同じ保有でもとつい思ってしまいます。